陥入爪・巻き爪
陥入爪って何?
陥入爪(かんにゅうそう)とは、爪の角がトゲのように皮膚に刺さってしまい、炎症を起こした状態をいいます。ひどくなると、赤く腫れて肉芽(にくげ)ができることもあります。同じ爪のトラブルである巻き爪と混同されることが多いのですが、巻き爪は爪が曲がって丸くなった状態をいい、爪が皮膚に刺さって痛みをともなう場合に陥入爪と呼ばれます。
陥入爪ではどんな症状が現れるの?
陥入爪の症状
爪の角が皮膚に刺さり、痛くて歩くのがつらくなります。傷口が細菌感染を起こすと、さらに痛みが増します。
陥入爪はどうしてできるの?
陥入爪の主な原因は、深爪です。なので、爪の角をきれいに切ろうとして、無理やり爪切りを押し込んだりしないようにしましょう。そのほか、外傷、足のサイズに合っていない靴を履く、爪先に負担をかけるなども、陥入爪の原因となります。
陥入爪の治療方法は?
ペディグラス
「ペディグラス」とは、陥入爪などの変形した爪を健康的な形へと矯正する治療方法です。爪の状態に合わせて補正器具を選び、巻き爪を改善していきます。痛みはなく、見た目も自然で、小さな爪や片側の巻き爪にも対応可能です。普段の生活に支障をきたすことなく、安心して治療を受けていただくことができます。